まだビームが撃てない

レーザーはもう撃てる

人生が変わるほど美味いコーヒー


人生が変わるほど美味いコーヒーを飲んでみたいぜ!


これまでの人生、このコーヒーに出会うまでの人生ってなんやったんや泣  と価値観を上書きされてえぜ!



たとえば、豆からこだわってコーヒーを淹れる人。この格調高い香りが…みたいな感想が出ちゃう人。美味しくなあれ、とボソボソ唱えながら淹れる人。みんなコーヒーにこだわりがあるからには、何かコーヒーによってガツンと心を刺激された経験があるんじゃないかなと思ってるけど。どうなんだそのところは


俺はカフェインが苦手なしコーヒーはそんなに飲めないので、好きになってしまっても困るかも。1日に缶コーヒー1本で、かなり脳が刺激されてしまう。その程度のカフェイン量でもね。2本飲んだら気分悪くなるし身動きもとれなくなる。

でも、コーヒーにこだわりがある人はかっこいい。俺もいつかそのこだわり、持てますか。そのこだわりが持てるような、衝撃的な一杯に出会えますか


かなり昔、ローゼンメイデンに憧れて、きちんと紅茶を淹れてみようとしたことがある。ティーポットとティーカップを100円均一で買って、ティーポットはあらかじめ温めて、茶葉が開きやすい温度(?)でなんか、こう…ちゃんとやってみた



うっすい茶色のしょうもない汁ができた



それから今までの数年間、紅茶を飲むたびにあのうっすいしょうもない汁のことを思い出して、恥ずかしくなって、紅茶に対して冷静な判断を下すことができない。俺はただ、自分の淹れた紅茶で感動したかったんだ…


自分で豆からコーヒーを淹れてみて、茶色いうっすい汁ができてしまったら、本当に美味いコーヒーを飲んでもそのこと思い出したりするだろうな

そんな思い出すら上書きしてくれるコーヒー、あなたが淹れてくれませんか


これまで飲んだ美味かったコーヒー、不味かったコーヒー、つらかったこと、楽しかったこと、全ての思い出、家族の名前、友達の顔、記憶、明日やりたかったこと、不味かった紅茶のこと、ローゼンメイデンのこと、蒼星石のこと、すべて忘れられるくらい美味いコーヒーを



俺様のために淹れてほしい




川崎でした。