雨がふってる夜
昼間より夜の方が好きだし、晴れてるより雨降ってるほうが好き
昼間ってできる選択肢がたくさんあるし、やらないといけないことが発生しやすいからかな。学校、仕事、公共料金の支払いとか…。夜は、やりたくてもできないことが多い。夜は店が閉まっているし、学校や仕事はあまりないし。いい時間だ
今日は雨が降っているという言い訳があったから、ジョギングせずに済んだとも言える。晴れている日なら「ジョギングしたほうがいいけど、着替えてストレッチして走るのダルいしな…」と悩むことになるけど、雨なら「やめとこう」と一瞬を切り替えられる。選択肢を減らしてくれる
知り合いが前に「行きたいと思っていた料理屋に入るか迷いながらその店前まで行ったら、閉まっていたので嬉しかった」という話をしていて、言葉だけ拾うと意味不明だけど気持ちわかるなあと感じた
選択肢が減るのってちょっとラクなんだよね。自由度が高すぎると余計にストレスを感じるというなんらかのデータもあったはず。ないかも
夜は多くの人にとって寝るべき時間だし、寝るとはすなわち「何もしない」ということでもあり、何をしないほうがいい時間だからこそ、輝く時間帯なのだなあ
本当の意味で人間に「やるべきこと」なんてないと思っているから、それが肯定されるように感じるのかな
雨が降っている夜が一番うつくしい。なにもできないし、なにもするべきじゃないからね
南極大陸は「白夜」といって一日中日が暮れない現象が起き、また雨がほぼ降ることがないので、嫌な大陸だなと思いました
川崎でした。