まだビームが撃てない

レーザーはもう撃てる

ペットボトルを殴ってみませんか


はてなブログ今週のお題が「何して遊んだ?」なので、幼きころの俺のお気に入りの遊びについて書きたい

お題に対応して何かを書くことって初めてだぜ


まあタイトルにおおよそ書いてしまっている通りで、小学生時代の俺はパンッッパンに水を入れたペットボトルを棒で殴ったり、壁に投げたりして遊んでばかりだった。文章にしてみるとかなり変なことだな

しかし!実際やってみるとなかなか痛快なのよこれが


俺が育ったのは海の近いど田舎で、よく一人で砂浜を練り歩いて遊んでいた。かなりせま〜い砂浜なので他の人はまったく来ないし、夕方ごろにお年寄りが犬の散歩に来るくらい。ほぼ俺のプライベートビーチだと言ってもいいでしょう

海岸にはいろんなゴミが漂着するので、その中から目ぼしいものを見つけて、拾って投げたり、岩で殴りつけて破壊したりとか

よく空のペットボトルが、どこからか流れ着いてたりする。蓋つきならば好ましい。それに海水をパンパンに入れまして、これまた流れ着いとる手頃な木の棒などでビシバシ殴ったり、コンクリートの防波堤に投げつけまくっていたということ

最終的にはペットボトルが破損して水が噴き出したら終わりですけど、ペットボトルは形状により強靭度が大きく違ったりする。見た目はガッシリなのにすぐ裂けちゃう弱くてなさけないペットボトルもあれば、薄くて柔らかそうなのに衝撃に強いのもあったりして。コカコーラのくびれたペットボトルは、意外と衝撃に弱く遊び甲斐がなかったりする


そうやってペットボトルに攻撃することの何が楽しいのか説明するのは難しいけど、当時の俺はとにかく内面にある何かを発散させたかったのかもしれない。知らんけど。そして、今でも砂浜に落ちているペットボトル(蓋つき)を見れば、脳のどこかの部位が「おっ♪」と自動的に喜んでしまう

こうして振り返るとすこし野蛮なガキだったな俺


一度だけ、腐った1本のふと〜いたくあん(真空パックの未開封)が砂浜に流れ着いたことがある。もちろん投げまくったり、棒でシバきまくって遊んだぜ! たくあんの製造に関わる全てのみなさん、ごめんなさい。でも楽しかった

開封だけども、茶色く変色してしまっているたくあん。どこから流れてきたんだろう。開封して容赦なく棒でシバきまわすと、たくあんは汁を撒き散らしてそりたつ壁のような防波堤にぶつかり、その衝撃でまた汁が飛び散る。最高や!!!!

これまでペットボトルをシバくことで培ってきた破壊の技術は、ものの数分でたくあんを木っ端微塵にしてしまった 

その日からはしばらく「またたくあんで遊びたいな」なんてボンヤリ思っていたけど、たくあんをシバいて遊んだのは、さすがにあの日きりだった。通常たくあんは砂浜に流れつかないし、食べ物で遊んだらダメだし、たくあんをシバくなんてもってのほかです


それはそれとして「このたくあん、腐ってもう捨てるしかない…泣」なんて、都合よく困っている方はいらっしゃいませんか

あの日の砂浜で、俺とたくあんを殴ろうぜ


川崎でした。