まだビームが撃てない

レーザーはもう撃てる

短歌

 

昨晩は酒を飲む量を見誤り、なかなかの二日酔いになった。症状に苦しめられるレベルの二日酔いは、これまで数えるほどしかない。大抵は胃腸がもたれるだけで済むが、今回は生まれて初めて頭痛におそわれたのでした

漫画やアニメとかで、二日酔いになったキャラクターが「頭いた〜い…」というシーンに対して(なんで頭痛…?)とよく思っていた。自分はこれまで経験なかったし…

フ〜ン……。これが二日酔いの頭痛ですか。漫画のキャラクターになれたみたいで、うれしいね

 

ブログも(ほぼ)毎日更新を続けて、50日目を越してた。まだ2週間くらいしかやってる実感がないのに…。しかも日付変わってから投稿するときもあるから、はてブロホーム画面の連続投稿日数とか途切れちゃってるし。残念だぜ!

こうやって日記を書くことを習慣にして思い出すのは、毎日短歌を作ろうとしていた頃

2年くらい前、短歌を毎日1首作っていた時期がある。Twitterの知り合いの人が、LINEのオープンチャットという機能を使って、短歌を投稿する部屋を作ってたんです。それまで短歌なんて全然やったこともなかったしそこまで関心もなかったけど、1首くらい作ってみよかな〜と短歌の部屋に入った

そこからどういうか流れがあってか、脳が活発になって、1日1首を行けるところまでやってみるぜ! と思ったのでした

短歌は57577、俳句より14文字も余裕がある。しかも俳句と違って、季語は入れなくてもよい! これは助かる。俳句には季語のようなルールからしてとっつきづらいイメージを持っていたけど、これならなんとかなりそう

文法的にくだけすぎて正しくないとされる文法も、短歌の57577の枠に収まると(あるいは無理矢理おさめると)、なんだか「らしく」見えてくるというかさ〜。作ったり他人の短歌を見たりしているうちに、俺は日常のとりとめもないつぶやきのやうな、ラフな短歌が好きなのだと分かった

2ヶ月は続いたけど、ある日から何も思いつかなくなって終了。あの2ヶ月間は外を歩いていても(これ短歌にできるな…)とか考えるクセがついて、楽しかったな。自分にとっては印象深い期間だった

またそのうち、期間を決めてやってみたい。今でもたまに、ふと思いつくと単語だけでもメモ帳に書いたりする。短い日記みたいなもんだ

 

★メモ帳に書いてたやつの中から、好きな短歌を貼っていく★

 

イルカって人間よりも賢いし円周率も最後まで言う

 

 

下らないことだけ思い出す季節  猫のくしゃみの変な匂いも

 

 

犬に似た優しい車に轢かれたい(ふかふかだから怪我はしません)

 

 

どうせなら楽しいことだけまみれたい ポケットの中に砂しかないよ

 

 

お魚はなんでまぶたがないんだろう 涙を流したこともないんだ

 

 

北極にペンギン片手に潜り込む ホッキョクグマと対決させる

 

 

錆びついた過去も素足で飛び越える格ゲーみたいな2段ジャンプで

 

 

わけもなく涙が4つこぼれたらゴミ箱に捨てピクニックへGO

 

 

奥歯より前歯でガムを噛むような呆気からんとした生き方で

 

 

人か魔か  あつあつスープを冷まさずに飲み干す君の妖しき瞳

 

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パリパリになってる俺のミイラなど無思慮に触って壊してください

 

 

★川崎の短歌  自己総評★

全体的に後ろ向きでジメジメしてるね👍

でも、俺の好きな言葉しか出てこないのがいい。それは当たり前だが

 

俺が投稿してたオープンチャットでは、改行や空白を開けたりせずズラーーと文字を打ち込んでいる発表形式が主流だったけど、そういうものなんだろうか?

 

改行しないことで、短歌によっては読みにくくなってしまうこともあるけど、それによりなんとなく情報量が削ぎ落とされて、無機質な金属のような風情を感じて、そういうところは好きだったりする

 

 

川崎でした。